どうせなら

社長に連れられステーキを食べてきたが、いろいろあって3口くらいしか食べなかった。酒の場というのは弊社の社長にとって、本音を引き出すいい機会なのである。だから、そこでボロを出さないように普段の酒の場から、部下には指導しているつもりだ。

 

 

【どうせなら】

自分が精神的に変化したのは、未来への漠然とした不安をあまり考えなくなってからだと思う。未来への漠然とした不安は、行動をしていないとき、できないときにまず感じる。そして、問題に対してほとんど手を付けていないときに感じていた。

手に付けることを恐れて、口ばかりがとがっていた自分が馬鹿に見えたのはそのあたりからだった。どうせ遠からず死ぬだろうし、そのとき自分の名前は全部消えてしまっていればいいなと思う。

 

今自分の感じている不安なんて、だいたい来週にはどうでもいいことになっている(自分が経営者や組織の意思決定者になっているなら少し違うけれど)。だから、迷ったときはすぐに手を付けてみる、サイズを図る、それから作戦を考える。

 

仕事なら、とりあえず現場で10件ほど様子を見る、マーケットとしての硬度を探る、それに応じて提案方法を考えてみる。そしてそこから戦略を練って、week、month単位での作戦を考える。そしてマーケットに、部下の状態を見ながら投入する。