さいきんのこと、詰まらなさから常に逃れている

ぼくのブログ、どうやら未来かそこそこ過去のことしか書いてないらしい。言われるまで気づかなかった。確かに、いま起こっていることはすべてTwitterになるので、必然的に腰を落として書くようなものは過去のある部分か、未来のものになるのかもしれない。盲点だった。

丁度5月も終わりなので、5月こんなことをしてたって書いておく。

 

5月上旬、GW。
新しく始める事業の打ち合わせでホテル缶詰めをやった。おれが体調悪くしたのに強行して、地獄絵図にしてしまった。ごめんな。新しく何かをやろうって思ったとき、少しだけどアイデアがぽつぽつと出てくる。でもよくよく考えていくと、それってただのアイデア先行だなってわかってくる。コンセプトファーストのアイデアってのは、最初いろいろ思いつくんだけど途中から勢いを失う。必ず「これを自分が続ける意味」がわからなくなって、足が止まる。多産が必要なときはまあしゃあないとして、少しでも続けるならばアイデアは自分に聞いておいた方がいい。

『原体験ドリブン』(チカイケ秀夫)で言うところの「①ファッション」「②テンション」「③モチベーション」「④ミッション」というアレが想像しやすい。

 

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自分から出てくるアイデアを見てればわかるんだけど、出てくるアイデアの9割なんてファッションレベルだなって気づく。流行ってるものに乗っかってみたり、誰かのアイデアに自分の考えを垂らしたものだったり、どこかに転がってる問題を解決できそうな直観的なアイデアだったり。そういうものをじっと見つめてると、「ああこれは続けられないな」ってわかってくる。小手先じゃなくって、もっと自分が狂えるものがいちばんおもしろく、ユーザーは狂ってるもの、熱狂を生むもの、そこから応援したいものに投資する。アイデア出しってのは、詰まるところ自分をDigっていく作業なんだと思う。

そういう意味で、GW中やれたことってのはコンセプトを形に落としていって、意義とか意味ってのを自分に問いかける期間だったと思う。でも、本当にやっていきたいことはもう少し先にあって、形が出来たらいろんな人に紹介できるようなものになってくると思う。まだまだ準備期間、急ぎつつ、足元を固めていく。あ、こういう思わせぶりなやつってあまり人の心動かないですね。

GW終わること、身体が解放された後、めちゃくちゃ遊んだ。ぼくの遊びって手数が少なくて、最近だとだいたいがゲームになってると思う。近年、e-Sports界隈がいろんな人に認知されてきてる。
ぼく自身はずっと観戦者でいて、PUBG、R6S、CoDをずっと見ていて、国際戦なんかは本当に声出るくらいいつも楽しい。最近だと色んな配信者のお陰で、VALORANTの競技シーンがよく見られている気がする。その裏で、R6Sなんかも最近国際大会があったので盛り上がっていた。

サッカーとか野球とか、スポーツの国別対抗戦とかって全く見ないので、自分にとってはゲームの国別対抗戦で実況席が思いっきり日本を応援するようなシーンは一緒になって応援できるみたいでめちゃくちゃ楽しい。例外的に、自分はバドミントンを高校まで頑張っていたので、バドミントンの世界大会はよく見ていた。久しぶりにやりたいなあ。

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ぼくがゲームにハマったきっかけは友達の誘いからで、PCゲームの環境がなんにもないのでそういうのがそろった場所に遊びに行った。ちょろっとだけやるはずだったんだけど、びっくりするくらいハマっちゃって最初14時間くらいやったのかな?付き合ってくれた友人に感謝。

そこからは完全に沼で、最初は週末の夜から翌朝(というか昼)まで遊び続けることを続けていたけど、あまりの楽しさに平日にも手を出し始めた。遊び始めたころくらいから仕事の出勤テーブルが火曜日と木曜日の週2出社になっていて、その出社のタイミングに合わせて湯島へ遊びに行き、20時になったらそのまま大久保(ゲームできる場所)へ電車移動、21時くらいから翌朝7時くらいまでゲームをして上野で朝ラーメンを食べる。ぼくは自宅勤務なので上野解散、上野東京ラインで遠い神奈川の自宅まで帰り仕事をする。

最初はそんな感じで週末含めて週3くらいだった。だんだん勢いづいてくると、在宅勤務の月曜日の業務後に何故か湯島へ遊びにいき、大久保で朝までゲーム、朝になったら職場の日本橋へ出社、業務が終わったらなぜか湯島へ遊びにいき、友人と大久保へ足を運び朝までゲーム、朝になれば神奈川へ帰り仕事、その日の仕事が終われば再び大久保へ…という無限ループの可能性を開拓してしまった。いちばん酷かったときは、たぶん4月の4徹だったと思う。今まで徹夜を数量換算したことなんてなかったのに、あの頃は特に狂っていたなあ。

でも、楽しかった。明日なんて考えずに遊んで、翌日死んだ顔で仕事をする。そういう狂気があの頃の自分を支えていた。

今も含めてしっかりゲームにはハマっている。1日1時間だった大昔から、今ではしっかり6時間は見ておかないと足りなくなってしまった。なんでこんなに遊べるのかなあと思ったけど、まず大前提で一緒に遊べる人はめちゃくちゃ重要だなって思った。リアルフレンドかもしれないし、インターネットフレンドかもしれないし、どちらでもいいと思うけどとにかく教えてくれる人はめちゃくちゃ大事。そして、自分のペースに近いくらいで遊べる狂人も必要。ぼくの場合は特にそれが重要だったように思っている、多分だけど仕事終わってから朝までゲームしようって誘ったらほとんど断られると思う。翌日には仕事あるし。

おかしいことをするには、おかしい人とつるむのが凄く良いんだなあと気づけた最近だった。

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5月半ば、思い切り体調を崩した。やらなきゃいけないことが山ほどあったのに、なにもできなくなってしまった。昔はこんな頻繁に体調崩さなかったんだけどなあ、と思いつつ固形物が食べられなくなった。水とかポカリとかお茶しか飲めなくなって一週間が経ち、めちゃくちゃに痩せた。大変だったけど体調はつねに因果応報なので受け入れながら、地獄のような二週間を過ごしていた。こういうときヘルプ出せるような人いたらいいなあと思ったけど、ひとりのほうが楽だなというのが頭の中をぐるぐるとしていた。

復帰できたのが先週くらいからだけど、ほんのちょっと歩くだけで信じられないくらい息切れして、30歳くらい老けた気分だった。驚いた。今になっては戻ってきて、活発だった時くらいになってきた。

遊びたくて仕方がなかったので、金曜日から昨日まで散々に遊んだ。すごく久しぶりに感じて、帰りたくなくて、昨晩22時くらいまで不忍池にいてケンタッキーを食べていた。ボリュームがすごかったけど、なんか学生気分に戻れて全部がよかった。自分の中から失くしたものはあったけど、それを埋めるために、延命するためにまた新しい楽しさを探している。

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何人かにびっくりされるくらい衝動に生きて、目の隈を作りながら遊んで、それでも辞めずに今もやっている。

20歳くらいの頃から、今の@nekondaraアカウントを最初から見てくれてる人ももしかすると覚えてるかも程度だけど、5年くらい前からずーっと詰まらなさとか生活辞めたいとかそういう話をしている。5年間言い続けてるのだから、これを頑張る方向に転換することなんてないんだろうなって思っている。常に生き地獄なはずで、ハマれるものもなく、自らを救うこともできないわけだけど、たまたま自分は面白いことを言う人間らしくその部分だけで生き残ってきた。

最初は「病んでる」とかそういう簡単な言葉に収めてきたんだけど、ぼくからすれば何十年も自分が生きていくという意思が余程狂気に満ちていて、果てしなさに、途方もなさに耐えられなくなる。

辛苦に満ちた途方もなさは、過剰な行動か、思想的な変化によってしか解消されない。ぼくは過剰さに走った、もうこれも昔からの癖だ。今でこそようやく両親と話せるようになったが、実家に居た時の病的な空気感から逃げるために何もないのに東京に来た。社会性を得て身体はどこかに落ち着こうとしても、精神はつねに遠くにいきたがる。「どこか遠くへ行きたい」というのは、身体性の問題ではなく、魂の問題なんだろう。魂に刻まれたような呪いは、場所替えのような一時的なもの程度では解消されない。思い切り、全部違うものになってしまわないといけない。それを認めるかとか、自分の強度が足りるかとかそういう話はある、残酷な話でもある。

過剰さに逃れていると、他の方法を失う。ぼーっとできなくなってくる。自分を追い込むほどに、途方もなさや苦さが追いかけてくるようで、ますます増長させる。どこかで立ち止まれる場所があればいいなあ。

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最近ハマってる曲のシェア。ぼくは音楽に救われたりしてないので、いろんな音楽のことは知らないけど、たまにすごくハマったりする。

「うおおおぉ!」ってなる、nekondaraに勧められそうな音楽あればご紹介ください

1. Yuto.com™&Kiwy「時雨の記 feat.呂布カルマ,MOL53,鬼,HIDADDY/平石佳啓」

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2. 町から街 feat. JAKE (Prod. Yuto.com™ & Kiwy) / 阿修羅

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3. GADORO「幸せ」(Prod. by PENTAXX.B.F)

www.youtube.com

4. ZORN/Walk This Way feat.AKLO [Pro.dubby bunny/Dir.Takuto Shimpo] 

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