後輩を育てる

後輩が、とりあえず損益を達成できる人間に育ってきた。後輩といっても、初めてではないのだけど、今までで一番手がかかった後輩だったので今日は善い日になった。人を育てるのは簡単ではなく、うちでは特に高卒や中退(そしてぼくのように拗らせてるタイプ)が多いので、やっぱり時間とお金がかかってくる。

 

【育てるということ】

人を育てるのはたぶん簡単ではない、ぼくもできたらそんなことはしたくない。そもそも「育てる」というような一方通行的な物言いが個人的に気に入らない。人は育てられるのではなく、個人によって引き付けられる人やものに応じて育っていくわけであって、その情報提供を上の人間は惜しまず、そして可能性に対して投資するべきだと思う。

ぼくが出来損ないだという自己認識が原因だと思うけれど、ぼくのような出来損ないを減らせば、もっと良くなるところは多いんじゃないだろうか。やる気があってもどうにもならない仕事は多いと思うけれど、やる気があればとりあえず数年はどうにかなる仕事はそれほど多くないと思う。

社会人になってまずやるべきことはなんだろうと思ったときに、最初に仕事に一旦時間と気力を預けてスキルを磨くことだと思う。そして、その次にお金を稼いで、貯めて、使うこと。そのあとに時間をお金で買って、空いた時間に新しいこと学ぶということ。ぼくは2年しか働いてないけれど、これは大事だなと思った。一方で、これはインセンティブメインの仕事であって、それ以外のことに関してはわからない。

ぼくが働いている間、少なくとも5人は1000万プレイヤーを育てようと思う。額面に対した意味はなく、ただ営業に携わる人間としてそのラインが今後の引き抜きや肩書に関わってくるということに過ぎない。けれど、決めたから、とりあえずそれに向かってやっていくしかない。やってきます。