人並みにやりたいことに悩んでみる
11/31
会社で二日間セミナーに参加することになり、今日はその1日目だった。セミナーにもやるけれど、大抵の場合自己分析やらで求めていることを考える機会が多いかと思う。
ぼくも、ちゃんと受けて、考えたけれど、やはり何をやりたいかがよくわからなかった
【やりたいことに悩む】
ぼくは多動気味で、あと衝動性が強く、報酬系が非常に弱い。だから、基本的に根から求めている像がない。その時の最も自分に刺激的だったものに惹かれるし、他のものすべて差し置いてそれに没頭してしまう。
例えば「ビジョナリーカンパニー」を読むと、理念という話が出てくる。企業の理念、ビジョンを社員がいかに拡張しようとするかという態度が重要だという。そのビジョン、理念、使命と感ずるものを個人が企業という作品において表現する。
けれど、ぼくには何もない。人並みのことで悩んでいると思うけれど、ここは相変わらず空虚な感じがする。ぼくは人の気持ちがよくわからない、共感能力が低い、そして競争の中で疲弊するのも嫌だ、かといって引きこもるのもタチではない。
何かに優れているわけではないから、凡庸に何かを成してみたい。ああけれど、ぼくのこの自分のわからなさは、良いものに触れていないからというのはあるかもしれない。良いものを感じる琴線が少ない、だから良いものを食べて、買って、浪費して、話して、そうして自分の感度を高めていくのは、もしかしたらいいのかな。