場所を変えるということ、引っ越しなど

1か月ブログマラソン2記事め。これを一緒にとりあえず1か月やろうって言った相手が、このブログなので、よかったらこっち読んでください。

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【場所を変える】

引っ越しの精神的意義に救われた経験が二度ある、というか今まで二度しか引っ越しをしてこなかった。自分は浪人などでの家族との一時的不仲によって、かなり悪い状態の実家生活を送っていたと思う。

その当時は毒親だと思っていたし、今も思っている。その中でディス・スパイラルが続き、考えることが少なくなり、そこから抜けたい気持ちというよりは、どうすればその場のストレスが小さく済むかばかりを考えるようになっていた。

 

そういうタイミングで、たまたまというか、縋る様に人に頼り、思い切って東京に引っ越した。それからはしばらく天国のような日々だったような気がする。勿論、1年程度でダメ人間にはなったけれど、親の下で傷つき続けるよりずっとよかった。

 

引っ越しでなくとも、読書だったり、考えたり、散歩だったり、その場所はしっかりと分け隔てる必要が個人的にあった。物理的な場所は、思考の場所を変えることに近い。同じシームを考えるにも、場所が異なれば思考過程も結果も異なり、またプラスに思考が広がりやすい場所もあれば、マイナスに思考が広がりやすい場所もある。

 

その、精神的意義を楽しむ過程を、ひとつ引っ越しや、場所を変えるという体験自体に見出すのは、苦痛や辛苦からすこしでも人生のベクトルをズラすのに必要なのかもしれない。